一スピリチュアリストの声

10年前からスピリチュアリズムを学んでいます。まだ学びの途中でありますが、これまでに学んだこと、経験をふまえて綴ってまいります。                                                                                    

心霊治療

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心霊治療とはどのようなものでしょうか?

 現代西洋医学とは別の医学を総称して代替医療と呼ばれているものがあります。それは実に沢山あり、そのうちの一つが「スピリチュアル・ヒーリグ」 です。これは霊的な力・エネルギーといった目には見えない力を用いた神秘的ともいえる療法です。

これは太古の昔より行われてきており、且つ今でも世界中の至る所で行なわれているものです。
心霊治療を希望する人の多くは、それまでいくつもの医療機関やヒーラーを訪れ治療を受けて来たにも関わらず、一向に病状が好転しないため将来に全く希望を見失っていた人たちです。つまり藁にも縋る思いで心霊治療家を訪れるのです。

私は昨年の11月に公開スピリット・ヒーリングを受けました。公開ヒーリングとは、大勢(今回は30人)の人の前で直接ヒーラーによりヒーリングを受けるというものです。「日本スピリチュアル・ヒーラーグループ」なる存在はずっと前から知っていて、いつか受けたいと思い続けてきましたが決心がつきませんでした。

10月に肺がんが見つかり、放射線治療を受けました。そんな折、霊界は私に「今こそスピリット・ヒーリングを受けなさい」」とその道のりを整えて下さり、すんなりと札幌から横浜へ赴き受けることが出来ました。私はなんの準備も、働きかけもしないのにです。勿論ここには地上の幾人かの人間の働きがあったということは言うまでもないことですが。霊界は本当に私に必要なことを、きちんと時期を見て導いてくださる、ということを実感しました。 

以下にその時の感想文を載せます。

 直接ヒーリングが始まり、私の番はまだでしたが、涙が止まらなくなりました。霊界の高級霊達がこう言っているように感じられました。「あなたはもう安らいでいいのですよ。安らいでください」と。私はずっと自分を奮い立たせるべく激励をしてきました。正直、体もボロボロで、すっかり疲れてしまっていました。そんな私を、霊界はあらゆる手段を駆使して公開ヒーリングの場に参加させてくださいました。ただただ感謝と喜びです。とても勇気をいただきました。神と高級霊達のあふれるばかりの愛を感じることができました。これから、どのくらいの時間を地上で送ることになるかは、自身としては知ることはできません。でも、私は喜びのうちに生きることができます。ありがとうございました。

  公開ヒーリングの会場に着いて直ぐに、お招き下さいましたヒーラーさんにお会いしました。その時、彼女はこうおっしゃいました。「お元気そうで本当に嬉しいです」と。そうでしょう、私はとても元気に喜びをもってこの場へやって来たのですから。
実際にヒーリングを受ける前に、既に横浜への道中に於いて霊界から力を頂いて来つつあったようです。

 実は肺がんを指摘される2年前に、上顎洞腫瘍であれこれ大変な思いをしてようやく手術も終えほっとしておりました。そうした時にさらにがんの告知です。十数年前にも2度にわたり乳がんを患っていましたから、又か!という想いでした。自分は一体いつになったら“病というカルマ”をきることができるのだろうか・・・、もうこれで地上生活を終いにしよう、と絶望感に襲われていたのです。

しかし、今回は少し気持ちを切り替えることが出来ました。同志が「生きてください」と言ってくださったのです。地上にも私に生きていてほしいという人間が存在するという喜びを得ました。そしてこれは霊界が私にもう少し地上での仕事がある、ということを示していると理解しました。

私は現代西洋医学に携わってきており、そこでの矛盾を多々見てきたことで現代医療に疑問を抱いていました。自分が病気になっても直にそこでの治療を受け入れられないで来ました。
ですが、こうした現代医療にもただ抵抗するのでなく、譬え望まざる副作用があっても必要なら甘んじて受け入れようと思えたのです。抵抗し身構えてがちがちになっていた気持ちがふっと楽になったことが解りました。

こうした状況でヒーリングに臨むことが出来ました。閉じていた「魂の窓」が幾分開いたのではないでしょうか。

では治療効果は如何に?と気になるところではありますが、スピリット・ヒーリングを受けてまだ3か月しか経過していません。また現代西洋医学の誇る最新の定位放射線治療をも受けていますので、今の時点で効果をどうのこうのと判定することは出来ません。もっとも私の場合、肺にがんが見つかったからと言っても何ら自覚症状はありませんでした。症状としては十年来の心不全の症状である息苦しさが主でした。従って肉体的にはヒーリング前と今との差は殆ど感じられません。 

スピリット・ヒーリングでは、しばしば奇跡的な治癒が実現します。また、肉体レベルに症状の変化は見られない場合でも、霊の一部・心の一部・霊体の一部が治癒されていることが多いのです。肉体次元にまで治癒が表れるかどうかは、患者サイドの条件によって決まります。このことから私自身は譬え肉体的次元の変化は現れないとしても、心の深い次元で何らかの変化があったと実感しています。それは上に挙げた感想文からも証明し得ると思います。

ところで、この文章の中で「スピリチュアル・ヒーリグ」と「スピリット・ヒーリング」という少し違った言葉を使っていますが、「スピリチュアル・ヒーリグ」が「心霊治療」ということになります。この二つの言葉は似ていて非なるものです。

スピリット・ヒーリングでは肉体の治癒だけではなく、魂の覚醒という重大な目的が存在します。このことにもう少し触れたいところですが、私の拙い文章ではなく、日本スピリチュアル・ヒーラーグループhttps://spiritualhealing-volunteer.jp/ではとても詳しく、且つこれまでの訓え、書籍にても解明されてこなかった膨大な内容を公開しています。関心のある方は是非そちらをご覧になって下さい。学び、そしてご自身の魂の成長を目指してくださるなら嬉しく思います。