一スピリチュアリストの声

10年前からスピリチュアリズムを学んでいます。まだ学びの途中でありますが、これまでに学んだこと、経験をふまえて綴ってまいります。                                                                                    

人類に突き付けられた災厄

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 このたびの新型コロナウイルスについて考えてみたいと思います。まずは皆さまが自粛に疲れて居られるのではないかと気がかりです。お見舞い申し上げます。
今はひたすら守るべきことを守り、あとは内省の時を持つことであろうかと思います。

私たちは日ごろ、あれこれと忙しく動きまわって過ごしています。忙しいことで大切な事を考えないようにしているのかも知れません。例えば、必ずやってくる自身の”死”について。
ある人はご自分のスケジュール帳がぎっしりと埋まっていることに寧ろ安心しているかのような方もおられます。本当にそれが必要なのですか?と問いたくなるようなことも含めてです。

 人類の歴史は数々の災厄に見舞われて来ました。戦禍であったり、今回のような伝染病であったり、または干ばつや内戦による飢餓、そして震災、洪水などなどです。
天災、あるいは人災といわれるものですが、譬え天災だとしても、人類の英知を結集するなら小規模に留めたり、未然に防ぐことが可能なるものもあるでしょう。

例えば、洪水を例に取ってみましょう。川の上流の森林をむやみに伐採したりしなければ防げたかも知れません。
今回のコロナウイルスはどこからやって来たのかは色々憶測がなされていますが、たとえばコウモリやセンザンコウがもたらしたとするならば、彼らを食用にしたり、実験に用いたりせずに、自然界で人間と共生するならば、問題は生じないでしょう。もし、生物兵器だとしたら、これは人類の傲慢さ、利己主義がもたらす人災と言えるでしょう。
いずれにしろ、人間は己の未熟さ、愚かさゆえに自分自身を破滅に導いているのです。

 人間とはいかなる存在で、いかに生きるべきなのか。これらについてシルバーバーチは1918年から、60年にわたってイギリスのモーリス・バーバネルという人物を霊媒として霊界から通信を送ってきました。

人間とは肉体だけの存在ではないのです。精神、そして霊からなる存在であることが、現代人の多くは理解していません。
肉体は物質です。そして物質はときが来れば分解し土に還ります。 しかし霊は永遠に生き続けるのです。私たち人間は死んでも死なないのです。そんな馬鹿な、と思われるかもしれませんが、どうぞ今こそ『シルバーバーチの霊訓』をじっくりお読みくださいませ。

今、さまざまな活動の自粛が要請されています。これをチャンスと捉えて、見えない世界、霊的な分野にチャレンジしてみてください。

きっと人間をそして世界、宇宙を広く、深く俯瞰してご覧になれることでしょう。

災いをご自分にとっての好機とされますよう、希望いたします。

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